太陽光発電の設置で注意すること

ソーラーパネル設置の注意点

太陽光発電の選択は難しいと前項でお話したわけですが、改めて気をつける点についてまとめておくことにしましょう。


まずは「太陽光発電に関して理解不足の人」は、そもそも要注意です。最近は太陽光発電を飛び込み営業で決めさせようとする訪問販売も多くなっているようです。それだとあまり検討する余地や時間が少なくなってしまいます。しかも、こうした営業では「今ならモニター価格です。台数も限定なので早く決めないと補助金がなくなってしまいますよ!」などと言いながら契約を迫ってきます。


当然ですが、その場での即決契約などは避けなければなりません。そして最低でも事前に自分なりに太陽光発電の機能面やメリット・デメリット、価格の相場については最低限理解することが大切です。


たまたま本当にお買い得な商談の機会を逸してしまったとしても、慌てることはありません。今後、何年かまでは政府からの補助対策は何らかのかたちで継続されると思いますし、太陽光発電の設備の相場についても、より高性能なものがより安くなる可能性の方が高いと言ってもいいでしょう。


とにかく、よくわからないままで営業に言いなりになって買い急ぐのだけは避けたいところです。


次は設置する場所の条件です、ズバリそれは日照条件のことです。太陽光発電は、太陽電池モジュール(太陽光パネル)に太陽光が充分あたることで発電をします。従って、設置する場所周辺の建物や樹木等によっては十分な日照が得られない場合もあるのです。それでは発電も十分に期待できません。太陽光パネルの一部が影になるだけでも発電効率はかなり落ちてしまうのです。従って、日陰になってしまう時間帯が長い場所でしか設置できないなら、太陽光発電の設置についてはかなり慎重にしなければならないのです。